多様体と幾何学

松本『多様体の基礎』から始めて、松島『多様体入門』、志賀『多様体論』まで、制覇します。

解析入門Ⅰ(その7)

 現在2023年4月30日19時23分である。(この投稿は、ほぼ1515文字)

麻友「結局、昨日は、書いてこなかったわね」

私「『結婚をシミュレート』、『W3M∞のシミュレート』、『駆け落ちのシミュレート』、『結婚生活のシミュレート』などを、1箇所にまとめたんだ」

若菜「それで、ドラえもんのブログの『世界が変わったんです』の投稿の中の、『是非読んで欲しい投稿を集めました』のリンクの中の、『冒険』のリンクの中の、『色々なシミュレート』に、納めたんですね」

結弦「ここまで、読んでくれる人、いるのかなあ?」

私「ここに納めたことを、知っていて欲しいのは、唯ひとりだけだよ」

麻友「私ね。でも、どのシミュレートも、未完の気がするけど」

私「そう。未完じゃなきゃ、困るよ。麻友さんと私の仲なんだから」

麻友「そんな、野球で、9回裏ツーアウトから、逆転できるなんていう考え方だから、気が狂ったりもするのよ」


若菜「お父さんの頭の中では、お母さんは、2020年に、芸能界引退。その秋から、韓国かアメリカの大学に留学し、お芝居やミュージカルの勉強を中心に、色々なことを勉強。ただ、お芝居やミュージカルを、演ずるためではなく、評論や批評を書けるようになろうとしている。お父さんから、指摘されたように、お母さんは、お芝居やミュージカルを演ずるより、観るのが好きだったのだ。ところで、大学の良いところは、自由に科目を選べるところ。お母さんは、お父さんと会話を合わせるために、数学史と、文系の人向けの数学の授業を取ってみた。そして、驚いた。数学の歴史というものが、せいぜい、ツェノンのパラドックスの紀元前450年くらいから、始まっているのだろうと思っていたら、数学の歴史は、記録に残っているものだけで、5000年以上の厚みがある。改めて、数学というものの価値や、その記録を、5000年後でも、調べられるよう残してきた、人間の文化というものに、圧倒された」

麻友「若菜、それを、太郎さんに話すのは、私よ」

結弦「今、2023年。来年には、大学を卒業だ」

麻友「大学院へ、行くかもよ」

私「そう。修士を取ると、2026年。『{1=0} day』が、起こる年だ」

麻友「太郎さんが、どれくらい信じられる人か、確かめてみたいわ」

若菜「文系のための、数学の授業って、どんなですか?」

麻友「『数Ⅲ方式ガロアの理論』は、九州大学の《一般数学》の講義を元にしていた。あれくらいよ。かなり難しいわね」

結弦「2018年頃のお父さんの予想では、もうとっくに結婚していて、お母さんは、立派な女優になっていた。でも、2026年までの空白は、お母さんが大学へ行くということで、埋まったんだね」


私「さあ、『解析入門Ⅰ』始めよう。と、言いたいのだが、今日は、ちょっと、大学へ行って初めて接する、群というものの、説明をしようと思う。これを、知っていると、実数体というものは、足し算について、可換群で、掛け算についても、可換群で、足し算の単位元を、{0}、掛け算の単位元を、{1} とすると、{1 \neq 0} となっている。単位元という言葉は、後で分かる。そして、分配法則 {a(b+c)=ab+ac} が成り立つ。こういうのを、体というんだ。今晩は、もう眠いので寝るが、一気に高校のときと景色が変わる。大切な部分だから、丁寧に説明するよ」

麻友「今晩は、お休みね」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

私「おやすみ」

 現在2023年4月30日21時39分である。おしまい。