現在2023年6月9日19時40分である。(この投稿は、ほぼ1467文字)
麻友「前回の『解析入門Ⅰ』の投稿は、4000文字くらいあったわね。まとめると言ってた」
私「丁寧に書くだけが、読み易いとは、限らない。コンパクトに纏めるのも、時には必要」
若菜「右単位元の存在から、左単位元の存在と、一意性を、導くのです」
結弦「群の定義をするとき、算法は、+ でなく、 を使っていたはずだけど」
私「どっちでもいいんだけど、 を、使うなら、右単位元の存在とは、ある があって、任意の に対し、
と、なることだ」
結弦「 を、掛けるみたいなこと、つまり単位になる元、ということかな?」
私「解釈は、人の数だけあって良い。それで、間違わないなら」
麻友「それで、どうするの?」
私「こういう、 みたいなのが、他にもないかと、数学では、追求する」
麻友「そっか、だから、こういうものが、他にもあったとして、それを、 とする。当然さっきの式と、同じような式が、成り立って、任意の に対し、
となる」
結弦「色々、試してみる。この式や、上の式に、 や、 を、代入して、
だ」
若菜「あと、 があれば良いんだけど、道が、見えない」
私「『数Ⅲ方式ガロアの理論』で、後で出てくるのだが、『不利なときは、戦線を拡大せよ』と、教わる」
麻友「じゃあ、右逆元の存在も、仮定する」
結弦「任意の、 に対し、 となる が、存在する。 は、 や、 により、異なって良いとする」
若菜「そうすると、あっ、
第2式の、最初と最後で、第1式を使っています。これで、 は、左単位元でもあることが、証明されました」
私「頑張ったなあ。実は、もう22時31分で、眠い。続きは、明日にしよう。一応、右単位元の存在と、右逆元の存在から、左単位元の存在を、導いたことになる」
麻友「お父様のご容態は?」
私「明日、朝日新聞だけでなく、日経新聞も買ってきてくれと、言ってきた。しばらくは、大丈夫なのかも知れない。でも、麻友さんには、1週間以内に、会って欲しいと、私は、望んでいる」
結弦「お父様に勝ったですか?」
私「安心させたい。というのが、一番だ。それじゃ、解散」
現在2023年6月9日22時37分である。おしまい。