多様体と幾何学

松本『多様体の基礎』から始めて、松島『多様体入門』、志賀『多様体論』まで、制覇します。

解析入門Ⅰ(その20)

 現在2024年10月16日10時47分である。(この投稿は、ほぼ1840文字)

麻友「『解析入門Ⅰ』は、太郎さんは、大学1回生で、ほとんど読んである。大学2回生で、『多様体の基礎』がらくらく読めたのは、これのお陰らしいわね」

私「そう。1回生で習う、微積分と線型代数のうち、前者は、これでなんとかなった」

若菜「線型代数は?」

私「なんとかならなかった」

結弦「それで、どうしたの?」

私「1、2回生の間中、『線型代数は、苦手だ』と、言い続け、行列のランク、エルミート行列、直交行列、ユニタリー行列、固有値ジョルダン標準形、など、全然分からなかった」

結弦「一方が、完璧に分かっているだけに、自覚できちゃうんだろうな。それに、ジョルダン標準形は、

mayuandtaro.hatenablog.com

のときまで、求められなかったと聞く」

麻友「太郎さんが、分かっていたという、微積分は、『解析入門Ⅰ』を、読んでいたから。でも、太郎さんが、これを読めたのは、高校2年生で、

を、読んであり、さらに大学入学後、

を、途中まで読んであったから」

私「後、本当は、大学入学早々は、授業にちゃんと出ていたから、というのも、あるんだ」


若菜「そうなんでしょうけど、京都大学東京大学の数学科へ行こうとする人の多くは、高校時代に、『解析概論』と、お友達になっているとか?」

私「川口君や、伊山君は、『初等整数論講義』と、お友達になってたな」

結弦「お父さんは、?」

私「『数Ⅲ方式ガロアの理論』だよな」

結弦「あっ、そうか」



麻友「あれっ、太郎さん。今、Spotify に夢中になってた。良いもの見つけたの?」

私「『英雄』のレポートでも、出てきた、イッセルシュテット指揮の『英雄』が、今まで、Spotify になかったんだ。でも、今検索したら、『Beethoven: Collector's Edition』というのが、出てきて、イッセルシュテット指揮のベートーヴェン交響曲、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、などが、プレイリストに追加できた」

若菜「だから、今、かけているんですねえ」

結弦「お父さん、イッセルシュテット好きだからなぁ」


麻友「ガロア理論が出て来たということは、『数Ⅲ方式ガロアの理論』を、再開する?」

私「それも、考えている。それから、もちろん、『解析入門Ⅰ』も」

若菜「『細胞の分子生物学(第6(第7)版)を読もう』も、ですよね」

私「取り敢えず、予告として、

解析入門Ⅰ1ページ
解析入門Ⅰ2ページ

を、見せておく。今日は、朝、ヤクルトレディが、来て、さらに古本のランダウの『量子力学2』を、手に入れ、その上病院にある床屋へ行ったので、かなり疲れた。このスキャン原稿の分析は、次回以降やる」

結弦「ランダウの『量子力学1』は、横浜市の図書館にある。『相対論的量子力学2』は、図書館のを借りて全部コピーしてある。これで、ランダウ理論物理学教程を、5巻まで日本語で読める目処が立ったんだね」

私「そうだ。理論物理学教程を、書き直すというのに向けて、準備が整って来ている。嬉しい」

麻友「じゃあ、おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

私「おやすみ」

 現在2024年10月16日22時40分である。おしまい。